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家出掲示板神待ち なにもないふたり2

家出掲示板神待ち なにもないふたり2



第2話:後編


 私とケイジとの間には何もない。
 厳密にいうと、セックス以外の何もない関係。女と男が凹と凸であるように、私と彼は単なる記号でしかない。

 ケイジとのセックスは楽しい。色んな自分を発見できるから、私はセックスに夢中になれる。

 逆に言えば、セックス以外になにもないから、溺れるしかないのだ。 


馬乗りになった私の手を引いて、ケイジは自分の顔の両脇へ着くように促した。
その通りに私は手を着いて、キャミソールをまくり上げられるのを待った。

 腰から胸の上まで裾をたくし上げると、ポロン、ふたつの乳房がキャミソールからこぼれる。ケイジは両手でそれぞれの乳房を掴んで、私の乳首を片方吸い、もう片方は指先でチョロチョロと刺激を与えた。

「それイイんだよね」

私はクフフ、と笑って女が男を欲しがるのを感じる。ああ、早く挿れたいな、という気持ちになる。ジグソーパズルの最後のピースを狂いなく埋めたい。

 ふたりの間になんにもなくてもいいと思わせる、『快楽』とは非常に恐ろしい。
今、私とケイジのあいだからセックスがなくなってしまったら、一体何を信じたらいいんだろうか。

 ひとしきり感じた後に、ケイジは短く言う。

「舐めて」

 ずるずると、着いていた両手を引き戻し、身体を起こして移動する。
だらんとベッドに仰向けになるケイジの身体を眺めるのは、いい気分だ。

 立てられたケイジの膝を両手で広げる。フェラは別に嫌ではなかったから、モジャモジャと生える毛を丁寧にかき分けると私はケイジのペニスを口に含んだ。

 嫌いでないとはいえ、特別に好きというわけでもないから、上手くもないし、やるたびに反省点は増える。

 私の喉元の限界点はどこなのか、そんなことに思考回路を使いながらケイジのペニスを呑み込んでみる。
 己の限界を知らなければ、いざとなった時にケイジを噛みちぎってしまわないだろうかという、妙な不安に捕われたりするからだ。

 私の口に入れながら、腰を振って喉に押し込まれるペニスを、舌を使って嘔吐感寸前の場所でガードする。
 これ以上入れられたら、吐いてしまいそうだ。吐きそうになっても苦しくないように振る舞っている私に、ケイジは気付くだろうか。こんな風に、私が真面目にフェラしていることを、ケイジは気付いているだろうか。

──まあいいか。

 



結局なにもないふたりだ。 言葉に出して、わざわざ感情を生み出さなくてもいい関係だ。青白い蛍光灯みたいな冷たい色だけど、それでも灯さずにはやっていられない。

「挿れていい?」
「…─へ?」

 私の肩に両手を置いて腕を掴むと、ケイジは体勢を変え、私に覆いかぶさる。タイミングが悪かったから、ケイジのペニスに歯を立てないように気を付けて抜き取る。

 女の口は指を3本縦にして入るくらいが限界なのだというから、フェラは美容に悪いのかもしれない。

 そんなことを考えていると、肉を開いて私の中に無骨な指が入ってきた。

「どこが一番キモチいいの?」

「さあ、どこかな?」
──てめえの指で届くかよ

「えー?分かんないの?」

「へへへへへ」
──ばーか

 ケイジの言葉に裏を隠して答える。

 ここか、あそこか、と膣内をグニュグニュと右往左往するケイジの指がまどろっこしい。短かめの指では届かないから、ケイジとセックスするようになってから、誰彼かまわずに男の手を見るようになった。
 場合によってはそんな私の視線は、さぞかし物欲しそうな牝の表情を浮かべているんだろう。

 男ができれば女は変わる。色気が出るのはそういった意味からも来るのだと思う。

 あさましい自分に嫌気がさす瞬間だ。

 性欲は、人間の3大欲求のうちの1つだといいながら、たいていの女は欲求を隠しながら生きている。
 私だって隠している人間のうちの1人だけど、本当はエロいんだぞ。

 そんな風に自分をたしなめながら生きている人はさぞかし高貴な人種なんだろうと、目を皿にして性根を見抜いてやろうとするのだけど、私のような前頭葉の持ち主は、そんな深い思考回路はおよびもつかない迷宮のようでいて、学んだことのない語学の辞書を開くぐらい手が出ない。

「やらしいな」

 ふいにケイジがつぶやいた。

 下らないことを考えながら入るがままにケイジの指を受け入れていると、私の入り口はすっかり仕上がっていた。

「あらほんと」

クルクルと笑って私は答えた。

「今度はローターでも使ってみようか」

 ケイジとなら、なんでも楽しそうな気がして、言ってみる。キモチがいいことなら大歓迎だ。
 なんせそれ以外が通じ合う確率はゼロに近い。今は短絡的に体が溺れやすいセックスが一番イイ。

「ええー。そんなもん持ってんのか」
「持ってないよ。ネットで買う?」
「一緒に買いにいこうか」

「あはははは、いい機会だから、性欲に溺れてみようよ」

 私が言うとケイジは私の足を高く上げてペニスを挿れた。
 あとは腰を振り合って呼吸を乱すだけ。

 ここから先は何も考えなくていい。濡れればいいし、喘げばいい。キモチ良ければいい。それができれば何もなくていい。

どうせ、なにもないふたりだ。




(なにもないふたり 第2話おわり)

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